さあ混浴だ! けどちょっとその前に…


 近ごろでは色々な趣味を持つ方がおられるようで、まあ趣味を持つこと自体が悪いことではないのですが、どんな趣味にしても、他人に不快感を与えたり迷惑をかけたりすることは良くないことだと思うのです。何故そんなことを言い出したのかというと、最近混浴の温泉が混浴でなくなったり、水着着用義務になったり、最悪は閉鎖されたりということが増えてきているからです。混浴ファンとしては、実に憂えべく事態なのです。これはやはり、非常事態宣言を行って、早急に混浴温泉を保護しなければならないでしょう。

 ちょ〜うぜぇ!とか言って、ページを閉じないで下さい。待って下さい、大事なことなのです。じじ臭いことを言っちゃいますが、自分のことしか見えず、周りの人間のことが眼中に無くなることは、決して容認できることではありません。その行為は他人に不快感を与えたり迷惑をかけるばかりでなく、その結果公共の場が失われることにもなりえます。不特定多数の利益を損ねるという点で、それは立派な犯罪であると考えることもできます。

 余談なんですが、かなり昔、連れと二人で温泉に行ったときのことです。混浴ではない露天風呂です。時間は夜で、客は僕らしかいないようでした。

 広い湯船だったのでうろうろすると、湯船の男女を隔てる岩の隙間に、男湯と女湯を行き来できる扉を見つけました。多分掃除用だったのだと思います。その扉は男湯からは開かず、女湯側から閂がかかっているようでした。ここを開けば連れと一緒にこの場所で混浴のように入浴できると考えた僕は、ちょうどいい踏み台を見つけて岩によじ登りました。連れを呼んで開けてもらおうと思ったのです。

 よじ登って女湯を覗くと、湯気の向こうに人影が見えます。暗いので顔は識別できませんが、疑いもせず僕は手を振りました。「ああっ!」その人影が驚いたように声をあげました。連れの声ではありません。そう、女湯には連れの他にも入浴客がいたのです。ダッシュで逃げました。

 自分のことしか考えていないと、非常に狭い視野しか持たないという例です。帰り、連れに「お前、覗いたんかい。」とバカにされたのは言うまでもありません。

 

 地元の方とのトラブルや、マナーの悪い入浴客、変な趣味のブームなどで、商工会や観光協会が頭を悩ませていると聞きます。ひとりひとりが、当たり前のことを考え、行うことによって、最悪の事態を防ぐことができるのです。北海道では銭湯での外国人のマナーが悪いため、外国人お断りの看板を掲げる銭湯が多くて問題になっているそうですが、その内容を見てみると外国人ばかりとも言えないような気がします。

 まずは、軽いジャブを一発かましといて…。


団体の方へ

  1. 広くない湯船で他に入浴客がいる場合には遠慮して下さい。ぎゅうぎゅうなのは嫌です。時間差で行きましょう。
  2. 大声で騒がないで下さい。自然の音に耳を傾け、静かに入浴を楽しみたい人もいるのです。
  3. ぞろぞろ連れ立ってせわしなくうろうろするのは止めて下さい。落ち着きません。

子供連れの方へ

  1. 子供を放置しないで下さい。はしゃぎまわる子供は皆の迷惑です。
  2. 公共でのマナーを教える良い機会です。お湯を汚さないことや、人に迷惑をかけないことを、よく言い聞かせて下さい。

記念撮影をする方へ

  1. 裸でいる場所です。自分たち以外は写らないように気を遣いましょう。
  2. 例えシャッターを押す気が無いとしても、レンズを他人に向けないように(ノーファインダーでも)して下さい。特に女性に対しては気を遣いましょう。

カップルの方へ

  1. 街頭で見かける行為でも判るでしょうが、二人だけの世界に入り込むことは、周りから見てあまり良い感情は覚えません。ほどほどにしましょう。
  2. 温泉とは、入浴をする場所です。性的な興奮を得るための場所ではありません。お湯を汚してはいけませんよ。

覗きが趣味な方へ

  1. 覗きは犯罪です。
  2. 混浴では覗きと言えないでしょうが、女性の後をついて回るのは見苦しいです。
  3. 他人の裸のビデオを撮ったり、写真を撮ったりは、絶対にしてはいけません。
  4. 温泉とは、入浴をする場所です。性的な興奮を得るための場所ではありません。お湯を汚してはいけませんよ。

露出が趣味な方へ

  1. 女性の裸を喜ぶ人は多いかも知れませんが、あからさまなのは不快に思う人も少なくありません。
  2. ひとり、または少数の女性に、男性がぞろぞろついてまわっている光景は異様です。
  3. 乱れた行為はその土地のイメージを悪くし、地元の方に迷惑をかけることにもなります。
  4. 温泉とは、入浴をする場所です。性的な興奮を得るための場所ではありません。お湯を汚してはいけませんよ。

入浴マナーの参考となるWEBサイト

 「熟年夫婦の温泉旅行」このページ。熟年とタイトルにありますが、年齢に関係なく見習いたいマナーです。

 「温泉九州〜湯けむりクラブ〜」このページ

 「温泉パラダイス」のトップページ。

 「思いたったらすぐ温泉」のトップページ

 「城崎温泉ときわ別館」このページ