2002年3月16日

さて、前回の続きです。
なぜ「キャンセル」を押さずに「しない」を押してしまったか。Windowsマシンをお持ちの方は、保存ダイアログを出してみて下さい。左側から「する」「しない」「キャンセル」とボタンが均等に並んでいますね。まず最初は保存するつもりだったのですから、「する」ボタンを押そうと思います。しかしここで気が変わり、もう一度編集画面に戻ろうと思いました。視線は「する」ボタンにあります。気が変わったのですから、このボタンは押しません。次に隣にある「しない」ボタンを見ます。保存しないで編集画面に戻るのですから、ここで「しない」の正当な理論が成り立ちました。で、押しちゃった訳です。次の「キャンセル」を見ていれば、「しない」と「キャンセル」の意味の違いを分析しますから多分間違えなかったかもしれませんが、それを見る前に体が動いてしまったのでした。専門のユーザビリティ研究機関を持っているMaicrosoftが、その研究成果を製品に生かしていないのは非常に残念ですね。
ここでMacintoshを使っている方は、同じように保存ダイアログを出してみて下さい。右側から「保存」「キャンセル」「保存しない」と並んでいます。さらに「保存しない」が他のふたつより離れています。つまり、間違うと最も被害の大きいボタンが、それを認識できるように工夫されているようです。なるほど、一応は努力の跡が見られます。それでも家電製品に比べればまだまだ発展途上に感じますが。
こういったミスは、経験が長かろうと起こしやすいミスかもしれません。OSには頑張ってフェイルセーフをしっかり造り込んで欲しいものです。OSに振り回されるのなんて嫌ですから。
レポートのページに、日光澤温泉を追加しました。
写真 : 半出来温泉(混浴 日帰り)